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腫瘍マーカー

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 腫瘍マーカーの検査結果がアプリに届いていたので確認。 結構高めで推移していたものがそれぞれ下がってきている、ということはやっぱり抗癌剤の効果で抑制されてるという事ですね。 SLX SLXは肺腺癌での特異性を調べるもので入院時投与前をピークに下がってきてます。 まだ基準値よりもは上回っていますが、基準値の10数倍だったものが2倍程度にまで下がってきました。 CEA CEAは様々ながんで数値をあげる汎用的な腫瘍マーカーだそうで、高値安定だったのですが、基準値内まで下がってきました。 シフラ シフラは非小細胞肺がんの中でも特に扁平上皮がんで特異性が高い腫瘍マーカーだそうで、こちらも基準値内までさがってきました。 Dダイマー このDダイマーは、例の血栓があると上がるやつで、このおかげで退院が2~3日遅れた原因数値です。こちらもかなり下がってきました。 以上、全体的にいい傾向です。このまま良い方向に推移してくれればかなりうれしい。 ところで1回分の検査、投薬、内服薬の費用は自分にとってはほぼ1か月分の年金支給額に相当します。何が起きるか判らないので、いざという時の為にそれなりの貯蓄はやっぱり必要ですね。

状況確認と3回目の抗癌剤

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 昨日、血液検査、尿検査、レントゲン、CTと一連の検査をやって、今日は朝から結果の確認と診察です。診察室に入って眼の前の画面を見ると、前回と今回のCT画面が。大きさは変わらず、見た目何か大きくなっているような? 投与前の画像 (赤丸部分が骨転移再発した病巣) 下が今回の画像 ということで、恐る恐る、「どんな状況でしょう?」と尋ねると、「良い感じです!」との回答。マジか!と思って話を聴くと、 「前回に比べて今回のCTでは大きさは変わらないが白い部分が増えている。これは骨が石灰化しているもので、前回のCTの透明に見えている部分はがん細胞によって骨が溶けている状態。今回溶けている部分が減って白濁部が増えているのは石灰化してきており、癌細胞が減っていると考えられる。ランマークによって血液中のカルシウムが集められていることも影響している」 とのことで、治療効果が出ていそうということで一安心。 血液検査の結果も入院中から大幅に上がっていたDダイマーの数値もかなり下がっており、腫瘍の影響で上がっていたとすると落ち着いてきている。血栓や骨折などでも見られる増加数値であったが、骨が再生してきているのに合わせて数値が下がっているので良い傾向。 「この状態は、現在の治療方法が効いてきているという風に判断でき、特に今回はキイトルーダ単剤での治療でこれだけ改善がみられると、免疫が効いていると判断できる」とのことでした。「キイトルーダとほかの抗癌剤の併用だった場合は、どちらの影響で効果が出ているかわからなかったことになるが、今回免疫チェックポイント阻害薬単剤で効果が出ているという事は、免疫が強化されたことによる効果だと考えられる」という事だそうです。 「治療初期の確認で、この程度の効果が上がっている人は2年程度は亡くなることは無い」と言われましたが、どう解釈すればいいのでしょう?2年は生きられるけどその後は?ってこと。 「同じ効果の薬でオプジーボを使っている人で、8年たっても生きてる人もいるので、どれだけとは言えない。がん自体がなくなることは無いので、大きくなろうとする癌と退治しようとする免疫が拮抗して大きくもならず現状維持という状態が続いていると考えられる」 とのことで、なるほど。 キイトルーダは2年間の継続投与となっているので、とりあえず2年間続けて、一旦落ち着けばそれから先はその時点で考

検査検査検査

3回目のキイトルーダ投与を前に、診断前検査です。 血液検査5本、尿検査、胸部レントゲン正面、側面、あとはCTのまな板にのって輪切りにされて帰ってきました。 今日は検査だけなので、結果は明日の診察で。 帰りにコンビニに寄って、入院中のレンタルパジャマとテレビ冷蔵庫の料金を払ってきました。16日間で2万円強です、新しい病棟になって病院とは別の外部サービスで別払いになってます。

多少の痛みが

 2~3日前から、首の付け根の左鎖骨と肋骨あたりに多少の痛みを感じます。じっとしている分には特に痛みを感じませんが、腕を動かしたり肩を動かしたり、大きな息をすると骨の先あたりが痛みます。それほど大きな痛みではないので気にしすぎかもしれません。 これが骨に転移した影響かどうかは分かりませんが、何となく嫌な感じです。 今週は火曜日にCTや血液の検査があって、翌日水曜日に診察と3回目の抗がん剤投与の予定です。今の予定では前日の検査結果で現在の治療方法の効果を検証してもらい、今後も継続するか変更するかの治療方針を教えてもらうことになっています。 最近血液検査や点滴のラインをとるのに結構苦労します。もう少し以前は結構血管ムキムキで、どこでも取れそうだったのですが、手術からこっちは血管が細くなったのかもろくなったのか、探してもらうことが多くなって、失敗されたり、とった後が青たんになることが多いです。年取ったせいですかね、情けないです。

相変わらずなのですが

 気のせいかもしれませんが、何となく力が入りにくく歩いていてもふらふらすることがあります。でもちゃんと力を入れると入るので力が入りにくいというわけでも無さそうです。無意識での持ち方で物を落とすことが増えたような気がしますが、単に年のせいで手指が滑るだけかもしれません。 血圧高めも続いてますが、これってがん悪液質の薬のエドルミズの副作用っぽいいんですけど。この薬続けなきゃダメですかね?特に食欲が落ちてるとかは無いんですけど。朝食の1時間前にわざわざ起きて飲んだ後、何も飲まず食わずで一時間そのまま起きてるって結構ストレスなんですよね、もうひと眠りしたいんだけど簡単には眠れないし。 尿糖も定期的に計っていて、最近+に振れてきた。1型糖尿病を注意するように計れと言われていて、自己免疫が内乱を起こして膵臓のインスリン工場を壊す恐れがあるらしい。まだそこまでは無いだろうが、免疫を高める薬をやっているわけで、なるほどそういうリスクがあるという事ね。

医療費用の話を少し

2回目投与から1週間です。 ほぼ状態は変わらずで、特に大きな副作用もなく過ごしています。運動もそこそこ低負荷で続けていますが、息が上がるのが早くなるのは致し方ないと思っていますので、無理せず少しでも体力維持、増強を狙います。 寺子屋授業をやれる体力もありそうなので、明日は久々に子どもたちに授業をやってみる予定です。 ところで、今回入院分の保険給付の申請をしてきたので費用の話を少し。 入院して検査や抗癌剤キイトルーダ(免疫チェックポイント阻害薬)投与、その後の色んな薬剤投与と検査検査の連続で16日間でしたが、国保3割負担で47.2万円(差額ベッド7.7千円/日も含む)でした。 2コース目の通院による血液、X線等検査とキイトルーダ点滴投与は、帰りに3週間分の服用薬も込みで約14万円でした。 という事は今後3週間毎に14~5万円かかるという事になります。これが2年間続くという事ですね。おそらく高額医療費の対象になるのではないかと思われるので、月単位では10万円/月くらいに収まるのかもしれません。 国民皆保険で3割負担でもありがたい制度だと思います。無保険だと毎月50万円以上掛かっちゃいますよね。ただキイトルーダの開発元のMSDは日本では薬価がどんどん下げられ、5,6年前に発売した価格から半額近くにまで下げられてしまって、開発費が回収できないと困っているそうです。アメリカだと1回分の投与で100万、年間で1200万円くらいだと聞いています。この円安って今後医療費(輸入薬)も上がるのかしら? 税金を還元だの増税だのと岸田政権が騒がせていますが、社会保険料もどんどん上がっている中、現役世代も大変だと思います。自分らのような年金生活者でも夫婦2人でかなりの額の国保保険料を払っていますが、自分は昨年の癌のことがなければそれこそ60数年間、医療費としては風邪薬とか胃薬程度しか使っていませんでした。しかしこの状態になると本当に病院にかからざるを得ないので、自分で払えるものはきちんと払って、後はこれまで払ってきた保険料もあるので、そちらに多少お世話になりながら、迷惑を掛けない程度に負担しようと思います。 生命保険・医療保険は入院費用給付のみ多少の補助になりますが、治療費には役には立ちませんね、最新のがん専門の医療保険であれば多少の対象治療への補助はあるのだと思いますけど掛け金も高いですよ

2コース目開始

 3週間が経過して、抗癌剤2コース目の点滴投与日です。 待ち時間を入れて4時間コースでした。最初に尿検査、血液検査で6本を採って、レントゲンで胸の正面と側面を撮って、先生の診察待ちです。その間に江口のり子似の例の女医さんからQOLの定期問診があり、特に問題ないことを確認してもらいました。 待つこと1時間、やっと診察の順番。 血液検査の結果を見ると、特に気をつけるべきことは現状では見当たらない。血栓を表すDダイマーの数値もかなり下がってきているので、問題は無さそう。 次回は11月15日が診察と3コース目の投与日ですが、前日の14日に血液検査、レントゲン、CTなど、チェックに必要な検査を一通りやって、その結果で15日に検査結果を踏まえた診察を行う。問題なく進んでいればそのまま3コース目に突入すると思われるが、あまり結果が芳しくなければ、その後の当日投与する薬を変えるのかを確認してみた。先生曰く芳しくない場合は抗癌剤を変えることになるが、その場合は副作用の出方などが全く違うので、一旦もう一度入院したうえで管理下に置いての投与となるらしい。次回はとりあえず診察後キイトルーダの3回目で予定はしておき、14日の結果で当日説明するとのこと。 PETや腫瘍マーカーはどのタイミングで調べるのか聞いてみた。PETは半年以上空けないといけないのでしばらくはできない、腫瘍マーカーは毎月確認する予定とのこと。 ランマークの注射は4週間間隔で次回は10日予定だが、15日にまとめて注射予定にするとのこと。 という事で、次回の予定と今回の処方箋をもらって、次はキイトルーダの投与のため腫瘍センターへ。待つこと20分、呼ばれて点滴投与室へ。 一部屋6個のリクライニングソファがカーテンで仕切られていて、先客が4人ほど点滴中。 私も早速点滴準備で、必要書類を書いて点滴開始。 点滴の間に薬剤師さんや看護師さんが何かと問題がないかを確認してくれました。点滴している免疫チェックポイント阻害薬キイトルーダの場合は免疫系の副作用がどの段顔で何が出るかは不明確であり、人によっても大きく異なるので、家に帰っても何か変だと感じたらすぐに連絡してくださいと言ってもらえました。 この薬を単剤で使用しているので、一般的な抗がん剤とは違って点滴時間1時間弱です。普通の抗癌剤だと3時間以上かかったりしますが、私のは楽ちんです。私が

運動を少々

 入院中は、病室とデイルーム、又はいろんな検査室、又は売店くらいしか歩くことがなく、ほぼベッドの上だったので、きっと筋力体力が落ちていると思い、金、土とほぼ3週間ぶりにジムへ行って体を動かしました。 金曜日は筋トレとウォーキング。負荷は従来の2/3程度にとどめ、あまり大きな負荷をかけずにゆっくり筋トレ、足腰が弱っているのでやや遅めの歩きを2.5kmほど。 土曜日はプールで水中ウォーキングとクロールで1時間。息が上がるので泳ぐのはかなりしんどくなりました。 今は筋肉痛でバキバキですが、少しづつ体を慣らしていこうと思います。

フツーの生活へ

 入院の経過観察期間中から検温や血圧測定をやって記録を付けることになっているので、うちに帰っても同じく、検温、血圧測定をやってノートに記録しています。 免疫チェックポイント阻害薬を使うと稀に劇症1型糖尿病が起きることがあるので、市販の尿糖検査薬を買っていただいて検査してください、と病院の薬剤師に言われていたので、今日初めて使ってみました。検査結果は±なのでフツーでした。 言われたことをとりあえず続けながら、そろりそろりと2週間ベッドの上で鈍った身体の体力回復に向けて活動開始しましょう。 とりあえず、今日は久しぶりに小学校の寺子屋へ行ってきました。子供は元気で言うことを聞かない、今年の1年生はなかなかの強者ぞろいです。

退院しました

 とりあえず、1コース目の投与後経過観察が終わって退院してきました。 次回、2コース目は10月25日来週の水曜日になります。 そこから3週間後が3コース目になるのですが、その時の検査で引き続き免疫チェックポイント阻害薬での治療を続けるか、ほかの抗がん剤に切り替えるかの判断をするそうです。 このまま続けられると嬉しいのですが。