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8コース目

2月28日、今日は 診察です。 体調は変わりなくですが、腫瘍マーカーの値が上がって来ているのが気になるとのことでした。前回話があった肺炎の兆候はレントゲンを見る限り取り敢えず問題は無さそうとのこと。 もし次回のCTで特に所見に問題がなくとも腫瘍マーカーが上がり続けるようであれば、MRIやPETで検査することも考えるとのことです。 現状では今の治療を否定する要素は無いのでそのまま継続しましょう、という事でキイトルーダの点滴へ。 次回はちょうど3週間目が春分の日のお休みなので、その1週間後が診察と投与日の予定になりました。

定期検査日

 今日は診察前の事前検査日 血液検査と、尿検査、レントゲンです。 特筆すべきはありませんが、血液検査は今日はハズレでした。 針を入れると「ちょっと動かします」から動かした後ぐっと押し込まれ、「痛い痛い・・・」と私、挙句「一回抜きます?」と「えっ抜く?」のと言ったら、近くで見ていたちょっとベテラン風の看護師さんが「代わろうか」と言って代わってくれて、ちょっと動かしてあとはすんなり採血できました。良かったあ~

確定申告完了

  令和5年度の確定申告完了。年金と配当にかかった所得税の還付申告ですけど、取り返せるものは取り返そうと。 昨年は医療費がたくさんかかったのと、還付予定の高額療養費の計算方法が分かったので、残った支払分の医療費控除を含めて申告を行いました。 ここ数年はマイナンバーカードとe-Taxのおかげで、税務署まで行かなくても良いので楽をしていますが、年に1回の作業なのと、微妙に前回とのオペレーションが変わっていたりと、どうにも操作開始に手間取ります。 確証類は保管は必要ですが添付する必要がほぼなくなったので楽で良いですね。ただ最近は保険や証券や銀行などでペーパーレスを推し進めている関係で、配当を含む源泉徴収や保険料の控除証明が紙で来るところと、データで取りにいかなければならないところがあって、書類で見つからないとサイトを見に行って、サイトに0月0日に圧着ハガキで送ると書いてあるとまた紙を探す、など必要な確証を事前に準備するのに手間取りました。 ただデータで提供してくれるところはダウンロードしたxmlを読み込めば手打ちの必要はないので多少楽ですね。

高額療養費申請

 今日はやっと届いた国民健康保険の高額療養費の申請に区役所まで行ってきました。 届いたのは昨年10月分です。入院治療した分の支払い済み入院費と退院後の同月内通院治療分を合わせての申請で、還付される額は37万くらいです。 これはこれから行う昨年分の確定申告に反映させないといけないのですが、11月に1回、12月に2回の通院抗癌剤治療があった分はまだ申請書が来てないので還付額が不明です。しかし確定申告時には予定分も計算する必要があるらしいので、計算方法を聞いて来ました。 これから毎月、1回ないし2回の抗がん剤治療を続ける予定なので、毎月高額療養費の申請が発生するのですが、自動計算して勝手に振り込んでくれる手続きがあるそうで、そちらも併せて申請してきました。ただ、実際に手続きが反映されるのに1~2ヶ月かかるらしく、11月分はもう一度申請に行く必要がありそうです。

診察、注射、点滴

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 今日の診察は15時から、30分ほど待って呼ばれました。 まず溶けていた骨はランマークのおかげて石灰化が進んでおり順調ですと。血液検査の結果も特に大きな問題はなく、腫瘍マーカーの値もSLXは下がって来ている。CEAはちょっと上がって来てはいるが許容範囲。 先生曰く「肺のCTを見ていて特に転移はなさそうに見えるが、気になる点として、肺の中が微細な白い粒で靄がかかったように見えていて、間質性肺炎の疑いもちょっとあるので気を付けて見ていきたい」とのことでした。 どういう事?と思うが確かにこの治療の時に副作用としての間質性肺炎の話は聞いていたのですが、来るたびに新しい事でチョコチョコ脅されます。気になるところは色々とチェックをして頂いているのだろうと思って感謝することにしています。 確かに最近は空咳が多いです。 「単なる風邪の炎症かも知れないが、気になるのであまりにひどく咳が出たり、息切れがひどかったり、だるさがきつかったりしたら病院に来てください、検査します」との事ですが、どれくらいがそれに相当するのかの基準がわからないので、うーん?となりますよね。 もし間質性肺炎を起こした場合は、現在のがん治療をいったんやめて肺炎治療に注力するそうです。「今の抗癌剤キイトルーダ(免疫チェックポイント阻害薬)は(私)によく効いているので、薬が効いている人ほど自己免疫が活性化して肺の細胞を攻撃し間質性肺炎になりやすい」のだそうです。 という事で少し気にしながら過ごすことにします、があまり気にしすぎても気が滅入るので塩梅が難しいです。何事もなく過ごせればいいですけどね。 取りあえず今は現在の治療を中断するほどの理由はないとの事なので、今日もランマークの注射とキイトルーダの点滴を受けて帰ってきました。

今日は検査

 今日は診察前検査でCTもあったのですが、予約が15:15だったので何も考えず昼食にラーメンを作って半分食べたところで、ハッと気がついて、昼めし食っちゃ駄目じゃん、と。でも食べちゃったし。 今日は昨日の雪の影響が心配だったのですが、クルマの運転に特に支障はなく病院へ。 尿検査、血液検査(今日の看護師さんは最高、全く痛みなし)、レントゲン、心電図、最後にCTを、昼食の件を話して時間をずらしてもらって終了しました。 結果は明日です。

肺癌サバイバー

 先日EテレのETV特集で肺癌サバイバーの方の記録をやっていたのでついつい見ちゃいました。かみさんは嫌がるので一緒には見れないのでNHKプラスでこっそりと。 その方は余命10ヶ月宣告を受けて13年生きながらえている方で、患者会のようなものも主催されているようです。 13年前と今とでは薬の進化も含め色々環境は違いますが、当時のきつい抗癌剤を経て、できないと言われた手術をやってくれる医者を探して受けて、がんセンターの医師や製薬会社にも働きかけ、分子標的薬など新薬の治験などにも尽力されたようです。 分子標的薬は癌細胞の遺伝子を調べて特定の型の遺伝子を持つがんに対しそこをピンポイントで攻撃する薬というもので、正常細胞は攻撃をしないというものだそうです。ただ、続けていると耐性ができて再発した場合には使えないこともあるそうで色々厄介です。新しい分子標的薬が出来ても、過去に同じ遺伝子に対する分子標的薬を使っていたら、新薬は使わせてもらえないなど制限があったそうですが、そういった事も製薬会社の働きかけて試験使用できるようにしたそうです。 今私が受けている免疫チェックポイント阻害薬も治験が始まったのが8年くらい前で、今では標準治療の一つになっていますが、当時の治験に参加された方の実績がデータとして積み上がった結果で今使ってもらっているわけです。 この薬も効果が出るのは2割くらいと言われているらしいのですが、始める前に遺伝子スクリーニングをやって、効果が出る可能性が高いと言われて始めました。 私が現在行っている治療形態は全国で200名が参加しての臨床試験で、単剤と複合使用とでの効き方の違いを2年間かけて実績をとっていきます。これによって、どちらがより効果的であったか、副作用の大小、コストパフォーマンス、QOLパフォーマンスなどをデータとしてとって、今後の肺癌治療に生かしていくというわけです。 こういったドキュメンタリーを見ると、ステージ4から完全に治るという事は無いんだろうけれども、再発を抑え込んで小康状態を保つことはできるという事だと感じます。 過去の様々な患者さんが試されたものをもとに今の治療があり、さらに新しい治療方法が開発され、それを試すことで将来の患者さんの役に立つという事になります。自分もこうなった以上は病気とはうまく付き合いながら多少は人の役に立てれば良いのではないかと思