6コース目

 昨日の検査に引き続き、今日は診察とキイトルーダの点滴です。
今日は先生の都合で午後からの診察です。
まずレントゲンを確認して、骨の再石灰化がかなり進んできているので順調ですという話。血液検査もこれまで気にしていた部分については数値も改善してきています、という話でした。

先生から「一つだけ気になることがあって、コルチゾールの値が低下している」との事です。コルチゾールは副腎から出るステロイドホルモンらしく、これまでの検査では基準内だったものが今回かなり低下しているとのことです。ただ直ぐにどうのこうのというレベルでは無いらしいです。低下しすぎると、極端な脱力感や食欲不振、体重減などになるらしいのですが、今のところはそういった症状はありません。「一日の中でも変動はあるのでたまたまかも知れない」とは言われました。
先生曰く、免疫チェックポイント阻害薬が効いている人には特に出やすい副作用だそうで、抗癌剤がよく効くことの弊害でもあるらしいです。問題があったらすぐに来てくださいとのことでしたが、ステロイドの経口薬で補完すれば大丈夫らしいです。

で診察終わって腫瘍センターへ抗癌剤の点滴に行ったのですが、せっかく昨日の血液検査はお上手だったのに、今日の点滴は最悪でした。昨日採血を右からにして今日の点滴は左でお願いをしたのですが、ゴムで縛ってグーパーやって静脈さがして、よく見えてると思うのですが「細いんですよねー」と看護師さん。
ここから行きましょうとチクットしますねープスリ、刺した針で探られて「痛い痛い」と叫んだら、周りが膨れてきて「あ、もれてる、一回抜きますね」と針を抜かれ、「ちょっと針の痕留めます」と止血バンドをまかれ、ほかのラインを探り「今度はここでとります」でやっぱり痛い「いたたた」といったのですが、ここは漏れていないので、「ここでやらせてくださいね」と。まあ自分の腕の静脈も昔はブリブリと盛り上がって張っていたつもりだったのですが今は採りづらいのでしょうね。わがままを言うとまた違うところに変えて穴を増やされるのも嫌だったので、その場でお願いしました。