治療方針決定

 PD-L1阻害薬(免疫チェックポイント阻害薬)の単剤使用か抗癌剤併用かの臨床試験への参加登録の結果、自分は従来型抗がん剤との併用はせず、自己免疫を強化してがん細胞に作用させる単剤使用の療法のみで行う事になりました。
この場合の副作用は通常細胞を攻撃する従来の副作用ほどではないようです。しかし自己免疫が強くなりすぎると自分で自分を攻撃することもあり、様々な副作用もあるようです。副作用によってはリスクの大小に幅はありますが、副作用ごとの発生頻度にも幅があるようです。ただし副作用が出ることは免疫の働きが効いているという証拠になるので、がんに対しても効果がある可能性が高いらしいです。副作用がなければ免疫が強化されていない可能性もあり、効かない可能性もあります。
効かないことが確認できれば、別の抗がん剤治療に切り替えることになります。

以上、主治医からの副作用に関する説明を受け、同意書にサインしました。

自分としては適度な副作用を甘受しつつ、重度な副作用を避けて、いい塩梅に進んでいくことを期待します。