内科診察

 昨日呼吸器内科の診察でした。

結果の備忘録として先生の話を書き留めます。
PETの結果では骨に再発、転移している。
場所は第一肋骨と胸骨、鎖骨のあたりで、ステージ4。
1年前の肺癌はステージ1Bで手術で取り切れる範囲だった。
それは取り切って、抗がん剤UFTで再発を抑える手段をとっていたが、結果的には効果がなかった。

自分としてはあまりに再発が早く、急激でないかと思い先生に問かけたが、微小の細胞は発見できなず血液によって体中をめぐるので、どこにできても不思議ではない。顔つきが悪かったのだと思う。とはぐらかされた感じ、ただ術後観察をしていたのは外科の先生なので、内科の先生にすれば答えようがないのかも。
幸い現時点では、胸の部分とその周りのリンパに集中しており、脳などほかに転移は見られなかった。

今後の治療について
再発の場合はステージ4になり、抗癌剤での治療が基本となる。原発性であれば放射線で小さくするという事もやるが、再発の場合は血液にがん細胞が回っていて、複数に派生している場合があるので、放射線治療は行わない。ただ、今回は現在のところ胸の骨の部分とその周辺のリンパなので、放射線も効果があるかもしれないので、放射線医師と相談、検討するとのこと。
抗癌剤も効くものと効かないものがあり、むやみに投与はできないので原発の癌細胞を細か遺伝子レベルで調べて最善と思われる抗がん剤を選択する。この調査は大学で調べることと並行して、国立がん研究センターで保険適用以外の遺伝子解析も幅広く行って、有益な情報の可能性がある場合はフィードバックがあるらしい。基本は研究のための検体提供かな?
免疫療法の可能性については、元の癌のきりとった組織の遺伝子などを細かく知らべないと解らないが、それも含めての治療法の検討になる。

他に気になる点として
血液検査で、B型肝炎の抗体ができているらしい。以前に輸血などを行ったことは無く、現在血液中のにB型肝炎のウィルスは確認できないので問題ないと思うが、抗癌剤を投与すると免疫力が低下するので、肝炎を発症しないよう再度検査をしておく。これで採血6本でした。

いよいよやばい話に突入です。
3か月単位の検査ってなんだったの?もっと早く判ったんじゃないの?という疑問は残りますが、ここに至っては時を戻すことは不可能ですので、現状を受け入れて、最善の治療を望みたいと思います。
おそらく完治はしないだろうから、騙し騙し治療を続けて何年持つのかな?